久しぶりに「地球交響曲(GAIA SYMPHONY)」を観て来ました。今回は第八番で最新作ですが、公開から随分経っているのに観ていなかったのです。 私はこのドキュメンタリー映画が大好きで、第一番からすべて観ています。
第八番のテーマは「樹」です。私の名前にも「樹」がついているので、親しみを感じます。
・「樹の精霊に出会う」
・「樹の精霊の歌を聴く」
・「心に樹を植える」
いつものことながら「GAIA SYMPHONY」を観ると、心が洗われたような気がします。
ヴァイオリン製作者の中澤宗幸氏は、3.11後に陸前高田の瓦礫の樹から「津波ヴァイオリン」を製作されました。また「森は海の恋人」で知られる畠山重篤氏は、気仙沼で被災されお母さんを亡くされています。
以下は、監督の龍村仁氏の言葉です。
「東日本大震災から4年、真の復活を遂げる為に私たち日本人は今、何に気づき、何をなさなければならないのか!
樹の精霊の声、すなわち宇宙の声を聴く力を甦えらせなければならない、と気付いた日本人たちがいます。地球交響曲第八番では、この人々の想いと活動を世界に向かって発信します。」
みなさん、やはりそうなんです。
「TEAM社会企業家」と根っこは一緒で、アプローチの方法が違うだけです。
ところで映画の後に、中澤宗幸氏が講演されました。とてもやさしく語りかけてくれます。「みなさんも、幸福のめがねを掛けて見てください。そうすれば周りの人たちみんなが暖かい気持ちになります」と。
そしてプレゼントがありますと言い、偶々予定が変更になった奥さんのヴァイオリニスト中澤きみ子氏が、何と「ストラディヴァリウスのダビンチ」という名器中の名器を弾き始めたのでした。
中澤宗幸氏・きみ子氏
2曲の演奏が終わった時、今度は自転車で駆け付けたといって監督の龍村仁氏が入ってきました。ものすごく和やかなゆっくりとした時間が流れていました。
「地球交響曲」と「TEAM社会企業家」が深いところでつながっていることを確認した日でした。