『ワールドシフト&パラダイムシフトの学校』というテトラゼミに参加してきました。
これはリレーインタビューをさせていただいた高木尚子さんがディレクターをされているゼミです。年間を通して様々なテーマで開催されている中で、今回インタビューのご縁で初参加したテーマは「アートとピースとソーシャルシフト」です。
私は30年以上仕事をしてきてアートと直接関わる仕事をしたことは数少ないと思いますが、このところリレーインタビューをさせていただいているアーティストの方々の影響なのか「ビジネス自体がアート」ではないかという印象をもちつつあります。
そんな中での参加なので、何が起こるか楽しみでした。
これまで私が実践してきた社会ビジネスと、今年9月から新たに始めた『TEAM社会企業家』の社会的活動は根っこの部分が同じであり、いずれも社会的問題・課題を掘り起こし解決していこうとするものです。
『TEAM社会企業家』の取り組みを始めてから、特に第三者に対する意識づけ・動機づけのための伝え方や表現方法等について考える機会が増えたことにより、「ビジネス自体がアート」と思えるようになったのかも知れません。
今回参加したテトラゼミで、そういった私の印象について整理することができました。
それはアートとデザインの違いについて、「アートとは問題提起、デザインとは課題解決」というお話を受け、なぜ私が「ビジネス自体がアート」だと感じているのか腑に落ちた気がしたからです。
常々お伝えしているように、企業本来の使命は『心豊かな社会』をつくることであり、その大前提に立ち今後私たちが展開していくべき『心豊かな社会』をつくるための社会ビジネスの創出や新たな産業モデルの構築にあたって、問題提起のあり方はさらに重要となり、より効果的な問題提起によって可能性が大きく膨らんでいくものと考えています。
そういう意味で、私はこれからも質の高いアートを追求していきます。
今回初めてテトラゼミに参加し、豊富なデータや事例を活用した問題提起はとても参考になりました。
またそれらは、脈絡とした思想・哲学や蓄積された情報が可能とするアートだと感じました。
これもリレーインタビューによるご縁のおかげです。
ありがとうございました!