後悔しない生き方

先日のワークショップ(WS)に参加された方からの質問に答えていたら、「後悔しない生き方」という言葉が出てきました。そう言えば、私の辞書に“後悔”という文字はありません。後悔したことを思い出せないほど縁遠い言葉になっています。

今回の質問は、「直感に従う勇気をもつ」ことに対して、強い意思をもてない人はどうしたらいいのかということでした。

確かに、私も直感を信じることはできたとしても、常にそれに従うことができるかどうかはわかりません。これも他の人と比べることではないので、自分はどうかということだけなのですが、一つはそうするように心掛けていくということが大切だと思っています。

もう一つは、急ぐ必要があるのかということです。特に人生の分岐点に立つようなことに関しては、その時直感に従うことに躊躇する場合は少し放置した方がいいかも知れません。
言葉にしないでおいた方がいいと思います。いずれ、ふと気づくと思うし言葉が出てくると思います。言葉にしないでおくというところがミソかも知れません。

さらにもう一つは、後悔しない生き方を優先させることが大切だと思っています。
もしその時一歩踏み出さなくても、自分の意思で決めれば後悔することはないと思います。今自分が置かれている状況の中で、いつも最善策を選択しているという認識でいられれば後悔はしないと思います。

ただ最善策かどうかの判断は意識によるものなので、できるだけ違和感のない状態で判断できるようにしたいですね。これも意思の強さによるものではないです。

制約の多くは自分でつくっています。
自分の潜在意識がそうさせているので、そこに意識を向けて制約などの思い込みを手放していくようにした方がいいです。

毎朝鏡の中の自分の顔を見て「よし、大丈夫だ!」と、一言自分に声を掛けることはやはり効果的ではないかと思います(笑)。